XHTMLには XHTML 1.0 と XHTML1.1 ふたつの仕様が正式なW3C勧告として公表されている。現在、一般的に利用されている文書型はXHTML 1.0 Strict または Transitional である。 XHTML 1.1 では OTOが細かく分割されており、それらの組み合わせによって、多様なデバイスやブラウジング環境に柔軟に対応し た設計が可能な「モジ‘ュール化」という仕組みが取り入れられている。 モジュール化による開発上のメリッ卜は、ブラウザやデバイスの目的(たとえば視覚プレゼンテーションか聴覚プレゼンテーションかなどに合ったモジュールのみを実装できるほか、追加でサポートするモジュールをプラグインで提供できることが挙げられる。ユーザーにとっても、自分に必要なモジュールをサポー卜しているブラウザ、やデバイスを選択したり、拡張プラグインをダウンロードして機能が追加できるなど、よりよい環境を整えやすくなるというメリットがある。